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国東の世界農業遺産&「七島藺で鍋敷き」作成体験

以前、ミニ畳と正月飾りにもなるリースづくりをした七島藺(しちとうい)ワークショップ。今回は七島藺と国東の世界農業遺産について学んだあと、「鍋敷き」と「ミニミニ正月飾り」体験をいたしました。

 

 

国東半島・宇佐の世界農業遺産の一環として七島イ栽培も位置付けられているようです。主に①七島イについて②世界農業遺産に認定された国東半島・宇佐の農林水産循環についてレクチャーがありました。

現在希少で貴重で高価な琉球畳の畳表である七島イの性質や歴史。現在の栽培農家が6~7軒であることや、現在主流のイグサとの違いなどについて学びました。ちなみに七島イの七島は五島列島のことをいうようです。今では茶室とか特別なところでしか使われなくなっているようだけれど、かつては日本の庶民の居間のレギュラーな畳だったそうですねぇ。。。

そして、日本の自然の豊かさ、その豊かな自然と人々の営みが調和し、持続可能となるような素晴らしい知恵に感動しました。もっともっと多くの人が知り、皆で日本列島の自然を大切にしていきたいものです。

www.kunisaki-usa-giahs.com

さて、この状態からスタートです。

まずこちら👇採りたて青々した七島イのお土産です。このかわいいお馬さん?の尻尾は七島イの花だそうです。この花から種はとれなくて、七島イは、根っこで繁殖する植物だそう。この花を尻尾にするというデザインを思いつくセンスが素晴らしい🙌

鍋敷きは、5分の1は先生が既に編み終えていて、残りを気合を入れて、強く引っ張りながら詰め詰めにして編み込み作品作りです。鍋敷きの七島イの縄は既に編まれていたものを使いました。結構、編むのは力が必要です💦💦人差し指の皮が擦れました。出来上がったのはそれなりに、それなりの形になりましたが、プロの先生の作品は質のレベルが違います。でも、自分で作ったのが想い出です。結構丈夫なので長持ちして、色の経年変化も楽しめるようです。

ミニミニ飾りの七島イは参加者でペアになりながら下の草を編みました。最後に水引をかけて、和の華やぎが加えます。

そして出来上がった作品たち♪(お馬さんはお土産だけど😅)。鍋敷きはリース替わりにも使えそうですね。ミニミニリースのお米は国東の新米だそう。縁起物です。

工房の作品たち(↓)素人には絶対無理そうですが、段違いに素敵な作品✨

日本に暮らす日本人でも知らない知識がたくさんありました。こんな素敵な農産物、自然の素材があったということを知れただけでもよかったです。

そして、ワークショップ後のお食事(テーマは「世界農業遺産」)については次回にまとめます。

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