最近の夏は暑いですよね💦 そんなとき、木の下駄を履くのはいかがでしょう?
夏はとても暑いことで有名な大分県の内陸部、日田。日田は日田杉で有名で、日田杉でできた下駄も有名です。そんな下駄を都会の日常でも取り入れてみたら…なんとなんと、木の触感がさらさらと足裏が涼しいのです。木が呼吸しているからでしょうか。
日本人は、下駄、いいですね~。下駄は別に浴衣着て、花火みるときだけ限定ではありません。洋服でも下駄、近所歩く時も下駄。ゆるゆる~っとした時間が流れて、勝手に優雅な気分になります。
ちなみに冒頭の写真下駄は「天領日田はきもの資料館」で試し履きして購入して、夏に普段使い。
大分は日田の豆田町には、こんな風景も。豆田町以外でも下駄のお店があちこち町の中にあります。
杉の木なんて、日本中あるのだから…こうやって自然の恵みを履くというもの素敵ですね。
さて、今年は春に、日田下駄を作成するワークショップが、東京の坐来大分で開催されたので参加してきました。その時のワークショップの作成過程はこちらから↓見られます。
こちらのワークショップは、「本野はきもの工業」の職人さんの指導で行われて、「鼻緒挿げ体験」という形で進められました。本野はきもの工業さんのHPみてみると、モダンなデザインで、センスが素敵ですね。
杉板と鼻緒で、随分印象がかわりますね。
改めて思うに…木の板と布だけで、暑い夏に爽やかにすごせる下駄って、材料に無駄がなく、日本の気候にあった素晴らしいテクノロジーに基づいた代物かも、と思うのであります。
カタカタいわないように、下駄裏にクッションもついていて防音です。それでも基本材料はシンプルで植物由来の天然素材で、今その良さを高評価しなおしてもいい履物かもしれないですね。