日々、愉し暮らし

自然♨や日常を"旅"するように、”日本の暮らし”を楽しむ♪人生遊blog

竹ザルづくり(別府竹細工)@坐来(銀座)

日本の伝統工芸品、竹細工。エジソン白熱電球💡作った時のフィラメントが日本の竹というのは有名ですが、日本の技術である竹細工も美しい日用雑貨です。

別府竹細工は、大分県の「伝統工芸品」。銀座の坐来大分にて開催された竹楓舎大谷健一先生による「別府竹細工の歴史を学ぶワークショップと竹細工作り体験」に今年も参加。

毎年難易度が高くなり、別府風鈴カバー→アロマデフューザのカバー→ランプシェード(※作成作品のリンクはページの末尾)と続き、今年は竹ザル「差し六ツ目盛皿」が課題。作業時間がかかり、ランチにたどり着かないと困るので、土曜の9時台に集合しスタートです。初心者が最初からすると、何時間あっても完成しないので、先生が土台をつくってくださって、ここから👇スタート。左右に竹を上下に挟み込んで組んでいきます。

編み込む、編み込む。。。竹がどんどん乾くと割れてしまうので、霧吹きで濡らしながらの作業です。

そして、お皿の形に丸くカット。

枠をはめるのは先生と工房の職人スタッフさんにお願いしますが…ピンチを挟んで、結束バンドをぐるりと留めるのは、がんばりました。

最後は結束バンドを外して、籐で周囲をぐるりと二重に留めていきます。

この周囲の処理が、竹細工の最難関かもしれません。毎年苦戦します。今年は、出来上がった!と思ったとたん、力を入れすぎたのか、ずぽっ。枠とお皿の底が外れてしまい、スタッフさんに手入れしていただきました。スタッフさんのところに竹細工を里子にだしているうちに、底の形もどことなくきれいになったきも?で、もういちどぐるりぐるりと籐で巻く。。。

 

こちら👇は先生の作品。左下は去年のランプシェード(先生の作品)です。自分の作品と比べると、なんか…やはり熟練の技の香。一味も二味もどころか段違いでプロなんですよね。

 

こうやって、毎年作品づくりを体験することで、なぜ竹細工がこんなに高価なのか、どのくらいの技術が必要なのか実感できます。ほんと、簡単じゃないのです。力もいるし、根気もいるし、技術もいる。ワークショップは、「竹細工体験して、先生の指導の下に作品ができあがって、ランチを食べて、作品をおうちに持ち帰る」をコンパクトに数時間で収められるように、相当に工夫がされています。作品は、先生やスタッフさんとのほぼ共同作品。自分で作れと言われたら、1日では到底できないし、似て非なるものができそうです。

とはいえ、下準備に、手とり足取り手厚いサポートと、下駄を履かせていただいた竹細工体験ですが…今年も一作品立派に仕上がり、無事自宅に連れ帰ることができました。

 

そして…ほっと一息、白穂乃香🍺で乾杯✨

(※ビールの右横にあるのは、別府竹細工のお手拭き受け皿。これはお店で購入するとしっかりしたお値段ですが…作った今はその価値がわかります。手作りの竹細工は、本当に大変。竹の品質、縁の処理。しっかりしたお値段だけの価値はあるのです。)

打ち上げランチの様子は、次回

daily-travel.hatenadiary.jp

 

2022年作品

daily-travel.hatenadiary.jp

 

2019年作品

mindfuldays.hatenablog.com

 

2018年作品

mindfuldays.hatenablog.com