日々、愉し暮らし

自然♨や日常を"旅"するように、”日本の暮らし”を楽しむ♪人生遊blog

干物も絶品✨自然派食材のこだわりに感動する温泉宿ー神代の湯(修善寺)

たしかに、♨宿のシステムは独特。けれど、ご飯の品質がよくて、朝の干物がビックリするくらいふ~っくらしていて、感動。あまりにも感動してしまい、帰りに受付で急遽、後日自宅へ干物を宅配してもらえるように発注してしまった旅館、それが修善寺「神代の湯」。

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宿のHPにも「無化調・無保存料の旬の野菜を食べる宿・現代風の湯治旅館」とある通り、どうやら食材と調理へのこだわりが半端なさそうな雰囲気がただよいます。ひとりで泊まったことのある知人からも、健康的な食事が美味しかったと伺っていたので、食事は期待していました。ただ、家族が宿の独特のシステム(湯治宿、トイレ洗面所共同)が納得できなかったのもあり、ひとりで今回伺うことに。温泉も美容液ざばざばみたいな感じでかけ流しでとても素晴らしいのですが、ここでは、まず、「こだわりの飯」について書きたいと思います。宿で食材を購入して帰ると、自宅で旅先気分を味わえて、帰宅後の暮らしが旅の続きのような豊かさになりますね🌈

www.jindainoyu.com

1.夕食(18:00~限定)

神代の湯は「食事付きの湯治宿」という感じで、宿泊客は同じ時間に夕飯がスタートします。ゴージャスな料理に、ゆったりマイペースに好きな時間に食事をすると思うとガクッとするかもしれませんが、温泉に入りたい放題の自由な「宿坊」って思っていればこだわり食材に感動する宿になると思います。まず、時間になって食堂にいくと、お品書きとははなく、小鉢がならんでいました。すぐに食べられます。

茄子、レンコンの小鉢

冬瓜、小松菜の胡麻和え

椎茸やニンジンの白和え

☝ここまでがすでにテーブルに配置されています。ヘルシーで自然派の食材がひとつひとつ丁寧に選ばれて調理されていて、いわゆる旅館のゴージャスでフルコース的な量と味わいとは違いますが、心が温まる、味付けも自然で、特に薄味とかそういうこともなく旨味がしっかりとして美味しくいただける和食です。

🍶 🍶 🍶

そこで、着席後、QRコードを読み取って、お飲み物の注文。今回は盈盈一水(えいえいいっすい)という山形の日本酒をいただきました。東の麓酒造さんの「純米大吟醸規格で造った普通酒」というとてもコスパの良い、コスパにこだわったお酒のようです。とても美味しいお水でした💗(というのも、宿にビールは自販機もあるので、飲みたければいつでも飲めますので、ここでは注文しませんでした。)

メインは、「金目の紙包み焼き」。アサリと金目の旨味出汁が包み紙の下に沢山たまっていてます。まるで和製アクアパッツァ❣これは全部飲み干したい♪とのことで、スプーンをいただて、全部出汁をいただきました。生姜の効いた自然な魚介の旨味がたっぷりで本当に美味しかったです。宿の型には、貝の殻でスープをすくえると教えていただきましたが…ちょっとこのアサリのサイズであスプーン代わりにするのは無理め?😅

こちらが玄米ご飯とお味噌汁と漬物。玄米はお代わりできます。

白玉のデザートとほうじ茶。デザートまでついていて、うれしい。

1人客が多く、2人客は2組と記憶しています。わりと、皆さん静かにご飯を食べられていて、ゆったりのんびりワイワイおしゃべりしつつ飲みながら夕飯をとる感じではなかったですね。どの人も18:00スタートで食べ始めて、40~50分程度で完食して静かにお部屋に戻られていた印象です。そういう意味でも独特で、普通のワイワイ旅館っておもってるとギャップがあるのかもしれません。一人旅には最高な環境です。

2.朝食(8:00~限定)

メインの鯵の干物。こんなにふっくらした鯵ってあります!?ってくらいアジの干物に感動しました。今まで食べたアジの干物のなかでピカイチに印象にのこりました。

そのほかはこんな感じです。サツマイモの煮物や、高野豆腐とお野菜の煮しめも。お粥はお代わり自由。

玄米粥はお代わりしました。お味噌汁もお代わりできたかな(うろ覚え…)

3.干物(お土産:事前予約か宅配か)

あまりに宿の干物に感動したので、帰る直前に受付で干物の注文をしようとしました。一応、受付の対面に干物の値段表があったので(こんなに美味しいのに、そんなにお高くないんです!すごくお得)。そしたら、こちらの干物は、別の場所に保管されているようで、当日注文はできないようなんです。こちらの干物を買って帰りたいなら、事前予約をするか、宅配の手配で自宅に送ってもらうかどちらかになりそうです。

国産と伺ったので、アジとか鯖とか金目とかドーンと注文しました。届きまして自宅で、解凍後の鯖を焼いたら、焼く前からふっくら、焼いた後もふっくら、ジュワワと湧き出る鯖の油がいい感じです♪ こんなに美味しい鯖の干物ってあったかな~というくらい美味でした。

まだ、干物が残っているので、楽しみが続きます😊 次回伺うときは、事前に干物の予約をしたいと思います。

 

4.お水

源泉かけ流しの温泉とは別に、宿のお水がどの蛇口からでたものもミネラルウォーターというので、飲んでみました。すごく飲みやすくて自然な味です。都会の塩素臭がキツイお水とは一線を画します。美味しいお水って貴重。こんなおいしい水の湧き出る水道水が飲める国に生まれて本当に幸せ。日本の水源、本当に大切にしたいものです。

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5.小括(ごはん編)

食材にこだわり、調理も丁寧で、お水も美味しい。食堂のランチ営業もしているようです。一度宿に泊まった方の話によると、毎日夕飯のメニューが違うらしいんです。

たしかに、連泊の湯治客もいたりして、そういう方には最高ですね。通常の旅館飯だと、ちょっと多かったりして非日常ならいいけれど、日常ご飯となるとキツイかもしれません。「温泉の素晴らしい食材にこだわった身体に優しい湯治宿」って理解して共感できれば、修善寺でも周りに観光スポットがあるわけでも無いロケーションで、共同トイレだったり静かにご飯食べる感じだったり独特な宿ではありますが、清潔ですし、愉しめるのかなぁと思いました。温泉やお部屋については次に書きます。

 

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