和菓子屋さんの一幸庵は、知る人ぞ知る和菓子の名店(季節ごとにかわる生菓子はどれもオススメ。定番とはいえ季節によっては入手できないわらび餅が絶品。贈り物などにしやすい最中や栗ふくませなども喜ばれて重宝)なのですが、その姉妹店のような存在の和カフェ(Cafe竹早72)があります。今年に入ってから、是非ぜんざいをいただくべく訪れました。土曜が月の半分しか開店してなく、日曜はお休み…と、平日に行けないとなると結構時間の調整が難しいカフェという面も。
というわけで久しぶりに伺い、注文したのが「薄茶ぜんざい」🍵お膳の白に、赤い器、ガラスの緑の箸置きに黒い箸。味わいのある匙。ニュアンスのある透明ガラスに入ったほうじ茶。毎回色彩の美に癒されます。カフェのインテリアも、モダンな和にほっこりします。
こちらのカフェは、1人で切り盛りされている(印象。数回行ってますがいつもそうでした)のと、丁寧にひとつづつ作られているので、ほかにお客さんなどいると、ちょっと時間がかかります。サクッと入って、サッと出てきて、パクパク食べて、お会計~なんて思っていると当てが外れるので注意。ゆったりした時間を楽しむカフェです。和の世界が重視する四季折々の花なども目に楽しく、一幸庵関連の本や和菓子の本、雑誌なども手に取って過ごすことができます。
一幸庵の本を読んでいたら、お店の成り立ちから、店主の生い立ち、パティシエのサダハルアオキさんとの菓子界の和洋を超えた対談も濃い内容で夢中になってしまいました。
こちらのお店の素敵なところは、和菓子の木型が飾ってあるところ。
通路にも、テーブル席からみえるところにも、このような木型が飾ってあり、ひとつひとつ職人さんが丁寧に木彫りされたのだな~すごい技術だなぁと、感じ入ります。
また、ゆっくりとお茶をしにお伺いしたいものです🍵
上のお写真に写ってる書籍はこちら↓
他に、とても美しい一幸庵の和菓子の写真集もあるのだけど…もう絶版のようですね。。